ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)(Single<No.20>)

2022年6月10日金曜日

サザンオールスターズ シングル

t f B! P L

《ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)》

発売日:1984/06/25
チャート最高位:6位(オリコン)
売上枚数:28.7万枚

レビュー 

(1) ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY) ★★★★★★★★

作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
弦編曲 新田一郎

サザン20枚目のシングル。アルバム「人気者で行こう」の3曲目に収録されており、このアルバムの1、2曲目も含めたこの3曲は無敵の組み合わせだ。
イントロはいかにも80’sテクノポップな感じなのだが、今聴いても胸がときめくのはなぜだろう。また、歌いだしの「夢に見る姿の良さと美形のBlue Jean」の部分も、初めて聴いたときにすぐにイキそうになってしまうくらいの快感を覚えた。
ライブでの演奏率は極めて高く、イントロが鳴れば我々サザニストは条件反射でテンションがMAXに設定される。2018年に放送された「関ジャム完全燃SHOW」でサザンが特集された際、LOVE PSYCHEDELICOのギター、NAOKIがこの曲を名曲として選出しており、「原さんがいまだにこの時代に(ライブで)あのリフを手弾きでやっているのは、いい意味で伝統をすごく大切にしたキーボード奏者だと思う」と絶賛している。
なお、2022年10月に放送された「SONGS」では、出演していた原由子に関する「桑田メモ」として「もともとあった原曲(デモ)に対して、「シンセサイザーでテクノっぽいイントロを入れるとしたら」というリクエストに原さんが答えたのがこのフレーズ」と、イントロのフレーズは原由子が作ったフレーズであることを明かしている。桑田佳祐という作曲家の才能は言うまでもないが、その才能を数百倍に拡大している存在としての原由子という「目立たないけど実はすごい音楽家」の 立ち位置が素敵すぎる。
このアルバム7曲目に収録されている「」が当初シングルとしてリリースされる予定だったものが、直前でこの曲に差し替えられたという話は有名。

(2) なんば君の事務所

<収録アルバム「人気者で行こう」を参照>



QooQ