Tarako(Single<No.21>)

2022年6月15日水曜日

サザンオールスターズ シングル

t f B! P L

《Tarako》

発売日:1984/10/21
チャート最高位:11位(オリコン)
売上枚数:12.5万枚

レビュー

(1) Tarako ★★★★★★★

作詞 Keisuke Kuwata & Tony Haynes
作曲 Keisuke Kuwata
編曲 SOUTHERN ALL STARS & Paul Fox

サザン21枚目のシングルで、これまでベスト盤を含め、アルバムには一度も収録されたことのない楽曲である。
Wikipediaによると、日本テレビ系「いい加減にします」という番組(三宅裕司などが出演しており、半年ほどで終わったようだ)のオープニングテーマだったらしく、「走れ!!トーキョー・タウン」以来の全編英語詞となっている。
ライブでは私の知る限り、1996年の年越しライブ「牛」、1997年の年越しライブ「おっぱいなんてプー」で演奏された後、しばらく空いて2015年の「おいしい葡萄の旅」の1曲目で演奏されている。なお、この「おいしい葡萄の旅」で演奏するにあたり、桑田本人は「英語の発音がめちゃくちゃだし、歌のノリも悪いのであまり好きな曲ではなかったが、当時よりこなれて歌えるかな」という思いで1曲目に選曲したようだ(代官山通信No.132より)。結果として、意外な選曲に会場のファンはどよめき、桑田の言う通り以前より説得力の増したヴォーカルによって、グッと会場の雰囲気をつかんだことを鮮明に覚えている。
静かなイントロからスネアドラム一発でタイトなロックになっていく出だしは最高にかっこよく、派手さはないが引き締まったロックナンバーで、この後のKUWATA BANDの活動を予見するような曲である。
セールス的にはパッとしなかったが、サザンの「売れなかった名曲ランキング」があれば上位に入る名曲だと思う。

(2) Japaneggae(Sentimental) ★★★★★★

作詞 Keisuke Kuwata & Tony Haynes
作曲 Keisuke Kuwata
編曲 SOUTHERN ALL STARS & Paul Fox

アルバム「人気者で行こう」のオープニングナンバーである「JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)」を全編英語詞にしたもの。原局がもともと空耳アワー的楽曲なので、英語になっても何の違和感もないし、カッコイイ。シングルB面としてはこういった試みはとてもよいものだと思う。

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