ボディ・スペシャルⅡ (BODY SPECIAL)(Single<No.17>)

2022年1月9日日曜日

サザンオールスターズ シングル

t f B! P L

《ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)》

発売日:1983/03/05
チャート最高位:10位(オリコン)
売上枚数:32.5万枚

レビュー

(1) ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL) ★★★★★★★

作詞・作曲 桑田佳祐
編曲 サザンオールスターズ
管編曲 新田一郎

ライブでは超定番の曲。サザンのライブではアンコール前の数曲は、盛り上がる系の楽曲が連発するのがお約束だが(サザンじゃなくてもそうか)、その中にかなりの確率で入ってくる曲。印象的なギターリフで始まるイントロを聴けば、おのずと身体が反応する。コール&レスポンス部分もあり、ライブ用に作られた曲と言っていい。レコードのジャケットはトップレスの女性の顔より下部分の写真という、今では考えられないような大胆なもので、歌詞もこれでもかというエロい単語が連発し、「Man Call」など、英語で偽装した放送禁止用語もちりばめられており、もうメチャクチャな曲である。最新アルバム「葡萄」の「天国オン・ザ・ビーチ」でも相変わらずのエロ歌詞ぶりを見せた桑田だが、やはりこの頃の歌詞は若さが違う。エネルギーと勢いが有り余っており、ライブでこの歌を大声で盛り上がるのは最強のストレス発散である。
その分、CD音源で聴くと、古い音源なのでしょうがないのかもしれないが、全く迫力がなく物足りなさでしょんぼりする。この曲を聴くたび思うが、サザンほどライブアルバムが待望されるミュージシャンはいないのではないか。ビートルズ商法ではないが、何十年後にライブ音源のアルバムを小出しにする戦法なのかと思ってしまう。なお、この曲もオリジナルアルバムには未収録である。

(2) ボディ・スペシャルⅠ(BODY SPECIAL) ★

作詞・作曲 原由子
編曲 サザンオールスターズ
管編曲 新田一郎

1曲目とは打って変わってほのぼのした楽曲。作詞・作曲は原由子となっているが、ほとんど詞はないし、歌詞カードもない。正直、何のために発表されたのかよくわからない曲。




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